本日はスズキ教育ソフト株式会社アの鈴木広則様と宮田明子様に講師をお願いして、これからの社会人に求められる能力と校務の情報化についてお話いただきました。直接お話を聞ける機会が少ないのでとても貴重な経験となりました。
はじめに会社紹介と校務の情報化についてお話していただきました。校務の中でも大変とであると聞いたことのある成績表を、日々の様子の記録を情報化して簡単に作成できる機能や健康観察の出欠登録・集計の機能など教師の業務を効率化するために刃欠かせない機能が沢山ありとても驚き、仕事の負担をどれだけ軽減してくれているのだろうと思いました。実際の機能を見せていただきましたが簡単な使い方でスムーズに取り入れることができるなと感じました。また、校務支援システムの導入に伴い教師の質の向上につながると分かりました。子供と向きあえる時間を確保できることは教師にとって、とても素晴らしいことだと思いました。
次に社会人に求める人材についてお話しいただきました。時代の背景によって働き方も変化していることが分かりました。その変化に対応するために大切なことは「批判的思考」だそうです。「批判的思考(クリティカル・シンキング)」とは物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多角的に検討し、論理的・客観的に理解することです。批判的思考を身に付け変化に柔軟に対応できるようになりたいと思いました。また、上司としての在り方についてもお話していただきました。このお話の中、「失敗をしてもいいから部下にやらせてみる。でも上司はその失敗をカバーできるように準備をしておく。すべてのことを上司一人でやってしまうと部下は育たない。失敗から学ぶことはたくさんある。」という自走する部下を育てるお話がありました。すべて任せることにはとても勇気がいることですがその勇気を振り絞り覚悟をもって任せること、部下を先導するのではなく伴奏することが大切だと分かりました。
本日のお話を聞いて教師を目指すものとして、今の校務のシステム化の情報を知ることができてとてもよかったです。また、社会人に求める人材のお話の中でとても素敵な言葉をたくさんいただきました。教師を目指す者ではありますが、一社会人として世の中の変化に対応できる柔軟な力を養い、社会に貢献できる人材になりたいと思いました。