ゼミ報告 No3

1.連絡事項

2.ジグソー学習での協議
(1)エキスパートグループで話し合い、まとめる。
(2)親グループでの報告会・協議。

3.考 察:
今回のゼミではジグソー学習の最終段階である、エキスパートグループでの話し合いのまとめ・親グループでの報告会・協議を行った。前回に引き続き、第1グループがGIGAスクール構想について、第2グループがプログラミング教育について、第3グループが学習者用デジタル教科書についてである。
記録者が所属する第2グループでは、小学校におけるプログラミング教育について、どのようにしてプログラミング的思考を育むのかについての話し合いをまとめた。前回のジグソー学習で、そもそもプログラミング的思考とは何なのか、その思考を育成する意義・手段について調べ学習を行い、意見を交わした。プログラミング的思考を育む方法は、実際にパソコンを使ってプログラミングをするだけでなく、パソコン等のICT機器を使わなくとも、各教科の授業や学校生活で育むことができると学び、教師が意図的に物事を順序立てて考えるように促すなどといった、プログラミング的思考の要素を踏まえた指導が効果的なのではないかといった結論になった。エキスパートグループに分かれて調べることにより漠然としか分からなかったプログラミング教育・プログラミング的思考について少しずつ見えてきた。より深く学んでいきたいと思った。
そして親グループでの報告会・協議では、第1・3グループも同様に以前よりも深い学びを得ることができていると感じた。GIGAスクール構想・学習者用デジタル教科書に共通して、日本は世界に遅れをとっており、また日本の中でも地域差や基準が曖昧な部分があるのだと知った。そして急いで導入することばかりで、明確な目標や策がないと思った。その原因として学校や教員の中で、プログラミング教育の意義が曖昧だからではないか、日本ならではの独自性がないからではないかという意見が出た。
このような課題を見つけることができたのも、ジグソー学習という方法でみんなが役割と責任を果たしたからだと考える。今回はプログラミング教育の基本について学ぶことができたので、これからさらに深め、研究テーマについて追求していきたい。

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