第2回遠隔授業推進委員会

鹿児島大学教育学部の遠隔授業推進委員会.第2回からは,Zoomを活用した会議スタイルで進行しました.遠隔授業の推進ですから,このスタイルが当然ではあります.研修会実施等により,教育学部のほとんどの先生方がZoomを利用できるようになっていますね.これは,すごいことだと思います.現状把握から,今後の方向性を検討しました.教員の環境面や利用システムに目が行きがちですが,まずは,学生の学習や生活の環境を把握することが第一ですね.どの学生もeラーニングやWeb会議に接続できているのかを,教育学部の各学科で状況把握を進めているところです.学生の実態把握は大変な作業ですが,最も大事だと思います.また,一方向の配信だけでなく,双方向のやり取り(Web会議など)が可能なのかも確認しています.通信容量や接続環境(アパートだとつながりにくいだとか)は,遠隔授業を進める上で最も重要です.コロナ対策での臨時休校における小中学校の遠隔授業では,授業の撮影や録画,教材作成,テレビ授業など,「教師目線」での教材研究や教材開発に進みがちな状況です.どれだけ良いコンテンツを作成して配信しても,受信する側が十分な環境でなければ,ほとんど価値を持たないと思います.また,質の高い遠隔授業は,教師と生徒の間,生徒どうしのやり取りから生まれてくると思います.単なる授業配信にならないよう,工夫改善が必要であると思います.熊本県高森町は,各家庭の状況を把握して,状況に応じて,回線変更やルータの貸し出しなど,接続環境を支援する町の取組は参考になる内容です.その上で,双方向性の高い遠隔授業を展開されています.今後の取組報告を期待しています.