1月21日 3年 個人研究内容 発表会
3年生だけで個人研究内容の進捗状況をお互いに発表し合いました。全体の様子
全員がとても自分の研究テーマについてきちんと取り組み、様々な活動をしているため、とても内容の濃い発表がたくさん聞くことができた。また、全員の聞く姿勢も真剣でとても良い発表の時間を過ごすことが出来た。また、お互いがお互いの良い刺激になっているように感じ、ゼミ内で良い関係づくりが行えていると思う。お互いがお互いの研究内容に興味をもち、積極的に話を聞いている場面が何度も見られ、ゼミ中の様子としては、とても良い雰囲気だった。
感想
各自が自分の研究テーマのために小学校と連携していたり、現場の先生と連絡を取り合って様々な情報交換を行っていてとても良い研究がいくつも見受けられた。日々の努力の成果やこれまでの研究してきた結果が今回の発表会で分かり、各自がもっと頑張ろうと思えた時間になったと思う。この各自の研究の進捗状況の発表は定期的に行われているが、毎回聞くたびに研究が進んでいて新しいことがたくさん聞けるとても有意義な時間を送ることができている。今は数名が論文を書き始めており、形ができている人もいるが、これから本格的に動いていく人も半分ほどいるのでこれからの全員の研究内容を聞くことがますます楽しみになった。これから3年生の研究がどのような形になっていくのか期待したいと思う。
3年生それぞれの研究内容
・「小学校プログラミング教育でのIoT教材を用いた体験の共通化と個別化に関する検討」論文作成
・上記の論文を来月開催されるメディア学会で発表
・IoT(Internet of Things)はセンサーのことで、6年生理科の単元で活用を考えている
・研究内容は体育におけるICT機器の持ち帰り学習について
・今後、跳び箱の単元での持ち帰り学習を小学校に依頼し、実践していただけるように計画中
・高学年のほうが技術レベルが高いため、変化がわかりやすい
・単元を序盤、中盤、終盤に分けて児童の様子を記録し、家で各自手本動画と見比べ、今後の目標を立てる
・「1人1台端末環境でのチャット機能を用いた協働学習に関する検討」論文作成
・今後は様々な小学校で新聞形式での連携を検討・研究内容は小学校教育においてAR、VRを用いた学習について
・学習教材とする際の注意点がある(使用場所、連続使用時間、使用者年齢他)
・授業内での活用、交通安全教室などでの活用を考えている
・新聞の要約でどんな力が身に付くのか
・小学校、他の地域での実践例を先行研究として調べ、できることをリスト化
・新聞と要約が題材となっている論文と単元を調べる
・「情報端末による旋律づくり」に関する検討を行っている
・ICTと編曲や作曲を合わせた内容で作った旋律をweb共有ボードで相互評価する。
・子ども同士で共有を行うと授業に対する満足度が高くなったことがわかった。
・各県のGIGAスクール構想についてまとめ、各県の研修内容やその傾向を調べて考えている。
・学校の先生や教育委員会の方にGIGAスクールの研修の仕方や研修のリーダーの決め方などをインタビューで聞き情報を集めている。
・家庭科とICT(持ち帰り)を考えていて、家庭科の内容を子どもに家で撮影してもらう。
・家での家庭科の学習の上達を目標としている
・新設単元「データの活用」とICT機器の活用を子どもに教えるための教材づくり